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Wii

Wii

Wii(ウィー)は、任天堂が開発し、2006年に発売した家庭用ゲーム機。ニンテンドーゲームキューブの次世代後継機であり、任天堂が発売した据置型ゲーム機としてはカラーテレビゲーム15(1977年)も含めると第6世代、ゲーム機史全体で見れば第7世代に当たる。

概要

これまで任天堂が発売した据置型ゲーム機では、本体とコントローラはケーブルで接続されていたが、Wiiでは初めてケーブルを用いず初期状態(接続設定は必要)から無線通信による接続を可能にしたコントローラ「Wiiリモコン」を採用した。また、初めてインターネットを利用したオンラインによるサービスや機能が搭載された。

岩田聡氏が任天堂第4代社長に就任してから初めて発売された据置型ゲーム機でもあり、2004年発売のニンテンドーDSでも掲げた「ゲーム人口の拡大」や「ゲーム定義の拡大」を目標に、過去に家庭用ゲーム全体で問題となっていたハードのシステムやソフトの操作・攻略の複雑化が進んだことによりゲームから離れて行ってしまった人を取り戻すとともに、子供から女性、高齢者まで幅広い年齢層のゲームユーザーを取り込むことを目指した。

2006年の発売から2013年現在までの販売および売上台数は、国内では1000万台を突破しており、世界累計では1億台目前に迫る記録を打ち立てている。世界累計は任天堂がこれまで発売した据置型ゲーム機の中でも最高記録である(家庭用ゲーム機全体ではニンテンドーDS、ゲームボーイに次ぐ)。また、2013年現在まで国内でミリオン(100万本)を達成したソフトは14タイトルあり、そのうち2009年発売の『New スーパーマリオブラザーズ Wii』は唯一400万本を突破している。

開発

2003年のE3にて、ニンテンドーゲームキューブに次ぐ後継機を開発中であることを表明し、2004年には、「ビデオゲーム、ゲーム機に革命を起こす」という意味合いで付けられたコードネームおよび仮称として「レボリューション」を発表した。この時、英語表記の「Revolution」の専用ロゴを制作しており、そのうち1つ目の「o」は大きめ、2つ目の「o」は小さめにデザインされている。これはそれぞれWii用12cm光ディスクとニンテンドーゲームキューブ用8cm光ディスクを表現しており、後に仕様として採用されたニンテンドーゲームキューブとの互換機能をうたったものであった。

後の正式名称である「Wii」は、「私たち」を意味する英単語「we」になぞらえ、自分を含めた「家族の誰もが楽しめる」という概念を表し、語尾に改めて付けられた「ii」は、独特な形をしており専用コントローラであるWiiリモコンを表すとともに、家族や友人など人々が集まっている様子を想像したものである。これは、先述の社長の岩田聡氏が目標に掲げた「ゲーム人口の拡大」や幅広い年齢層のゲームユーザーの取り込みなども反映されている。

本体モデル

基本カラーは2006年に発売されたシロ(shiro)と2009年に発売されたクロ(kuro)のみである。「レボリューション」の名で発表された段階では、その他銀色・赤・緑のモデルが明かされていた。2010年には、1985年発売の『スーパーマリオブラザーズ』25周年を記念して、全身赤を基調としたスーパーマリオ25周年仕様モデルが発売された。

海外では2011年に欧州と米国のみで、ニンテンドーゲームキューブの互換機能を廃止しややスマート化したモデル「Wii Family Edition」が発売された。2012年および2013年にはカナダと欧州のみで、ニンテンドーゲームキューブの互換機能やインターネットを介したオンラインサービスなどの通信機能を廃止し、Wii用ディスクに特化しさらにスリム化されたモデル「Wii mini」が発売された。

サービス・機能

インターネットに接続する機能が搭載されたことで、オンラインショッピングを始め、ニュースの閲覧、メッセージの交換などインターネットを利用した様々なサービスや機能が多数追加された。

主として、過去に発売された家庭用ゲーム機およびアーケードのソフトをダウンロード配信という形で販売するサービス「バーチャルコンソール」や、Wii専用新作ソフトを店頭ではなくWii上でダウンロード配信で販売するサービス「Wiiウェア」などが導入されている。

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