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背水の逆転劇

背水の逆転劇

背水の逆転劇(はいすいのぎゃくてんげき)とは、対戦格闘ゲームの大会で繰り広げられたプレイの様子である。

概要

2004年に開催された格闘ゲームイベント「Evolution」のゲーム種目のひとつ『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』にて起こった逆転劇。日本のプロゲーマー(当時はアマチュア)梅原大吾はケンを選択し、アメリカのプロゲーマージャスティン・ウォンはチュンリーを選択した。

試合は3ラウンド戦。1ラウンド目は梅原、2ラウンド目はジャスティンが勝利。勝負の決着は3ラウンド目と持ち越された。

試合前半はジャスティンが優勢、梅原が操るケンの体力は1ドット、ジャスティンが操るチュンリーの体力は5割弱となり、「削り」システムから、梅原はチュンリーの必殺技をガードするだけでも敗北してしまう状況となった。

その直後、ジャスティンはとどめを刺そうとチュンリーのスーパーアーツ「鳳翼扇」を放つ。しかし、梅原は鳳翼扇をブロッキング。

鳳翼扇最後のキックをジャンプした後の空中ブロッキングで防いだ直後にジャンプ大K、しゃがみ中K、中昇竜拳、スーパーアーツの疾風迅雷脚のコンボを決めてジャスティンチュンリーを撃破。逆転勝利を収めた。

後日この試合はYoutubeなどの動画サイトに掲載されて話題になり「背水の逆転劇」と呼ばれるようになった。

ブロッキング

『ストリートファイターIII 3rd STRIKE』のシステム「ブロッキング」は、相手からの攻撃が当たる瞬間にレバーを前方、または下に入力することで発動するシステム。ブロッキングに成功すると削りダメージがなくなり、通常のガードよりも早く行動を再開できるので有利になる。

しかし、ブロッキングの猶予時間は非常に短く、大会の対戦中に加えて、ミスをすると敗北してしまうプレッシャーの中で成功させることは困難であった。

レッツゴージャスティン!

ジャスティン操るチュンリーが鳳翼扇を繰り出す直前にギャラリーのひとりが叫んだ煽り。

ギャラリーもジャスティンの勝利を確信し叫んだのだが、その直後に逆転劇が起こる。そのインパクトと発されたタイミングの良さからインターネット上でミームとなっている。

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