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移植

移植

移植とは、ソフトウェアが初めに発売されたプラットフォームとは別のプラットフォームで動作するように調整し作り直すことである。

概要

過去に発売されたゲームを現行機で動作させるために行われることが多いが、現行機同士でも行われることがある。 現行機をまたがっての移植では、移植前の内容に加え、何かしらの付加価値が付けられることがあることからユーザー間で「完全版」と称されることがある。

様々な移植形態

移植は主に以下のの4つに分けられる。

アーケードゲームからの移植

元々はアーケードで稼働していたゲームを家庭用ゲームに移植したもの。初期のファミコンのゲームに多いが、最近では『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』や『アイドルマスター』などが該当する。

過去に発売されたゲームの現行機への移植

前世代のゲーム機で発売されたものを現行のゲーム機へ移植したもの。バーチャルコンソールやPlaystation storeなどでダウンロード配信されているものも該当する。ニンテンドー3DSへの移植では、単純に動作させるだけでなく立体視に対応させる移植が行われているものもある[1][2]。

多機種同時発売時の開発

ソフトの複数ハード同時発売もしくは近い時期の発売が決まっている際に、開発段階から並行して複数ハードでの開発を行うもの。マルチプラットフォーム対応とも呼ぶ。

海外ローカライズ

ゲーム内容の翻訳が主であるが、その他にコントローラーのボタン配置の変更やテレビ方式によるフレーム調整[3]が必要となる場合がある。海外ローカライズ時の翻訳については、日本から海外へ、海外から日本へのどちらの場合にも間違った解釈の翻訳がされることがある。

移植が引き起こす問題

移植先ハードの仕様に合わせた調整が必要となるので、現在のゲーム機は一定の水準で性能が保たれているため移植が及ぼす影響は比較的少ないが、一昔前の、特にアーケードから家庭用ゲーム機などへの移植の際には、両者の性能の差から移植の際に移植元のゲームと見た目に大きな差が出る[4][5]ことがあった。移植作品が移植されるのは実質的な時間が経過していることがほとんどなため、移植元となるゲームを制作したチーム(ないし会社)以外の手によって移植作業が行われることが多く、時として致命的なバグを発生させた状態でのリリースが行われることがある。重大なバグがなくとも、元ゲームのバランスが劣化していたり、設定が改悪されているものもあり、総じて「劣化移植」と呼ばれることが多い。

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