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星をみるひと

星をみるひと

星をみるひと

『星をみるひと』とは、ホット・ビィから発売されたロールプレイングゲームである。

概要

1987年10月27日にファミリーコンピュータ用ソフトとして『星をみるひと』がホット・ビィから発売。未来世界を舞台としたSFロールプレイング作品。ホット・ビィは1984年にPC-8801、FM-7用ソフトとして『サイキックシティ』というSFロールプレイング作品を発売しているが、本作は『サイキックシティ』の世界観を一部引き継いだ作品となっている。単純な勧善懲悪ではないシナリオやディストピア的世界観、当時としては珍しかったマルチエンディングシステムなどが評価されたが、それ以外のゲームシステムや操作性の悪さ、ゲームバランスの悪さなど数多くの問題点を抱えた作品となってしまった。そのため、現在ではファミリーコンピュータの代表的なクソゲーのひとつと言われることも多い。しかし、前述した世界観やシナリオを好むユーザーも多く、カルト的なファンも獲得。2009年には『星をみるひと』をファンリメイクしたフリー同人作品『STAR GAZER』も公開された。

問題点

本作はコマンド選択式のロールプレイングゲームだが、多くの問題点を抱えており、いわゆるクソゲーのひとつとして有名となっている。数ある問題点の中でも代表的なのが情報の少なさである。本作ではゲームを開始すると、なんの情報もなくフィールド画面にキャラクターが配置される。その後、左方向に一歩進むことで各種施設のある村に入ることができるのだが、この村は超能力によって姿が隠されているという設定でフィールド上にオブジェクトとして表示されない。そのため、情報を知らないプレイヤーは迷ってしまう最初の難関となっている。なお、この設定はマニュアルプロテクトのひとつで、説明書に村の情報が記されている。また、本作では戦闘システムや装備品パラメータに独特な仕様が組み込まれているが、それらの情報はゲーム上で確認できない。その他にも序盤のフィールドで、勝つことが非常に難しい強敵が出現する、通常のコマンドでは戦闘から逃走できない、レベルが上がることで覚えるESP(スキル)「てれぽーと」を使えば逃走が可能となるが、失敗してしまうとフィールド上からランダムの場所へ移動してしまう、一部の敵キャラクターが出してくる「かりう」という攻撃を受けると「びょうき」という状態異常になるが、ゲーム終盤まで治療の手段が存在しないなど、ゲームバランスやシステムの完成度が低い。

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