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壁抜け

壁抜け

壁抜け(かべぬけ)とは、コンピュータゲームに設けられたステージにおいて、プレイヤーが本来操作するキャラクターが行動できる範囲を境界線として制限している壁を、特殊な方法でバグを利用してすり抜ける裏技の一つである。

概要

初期の壁抜けの裏技は2Dゲームで多く発見されたが、その後1990年代に発売された3Dゲームで多数の壁抜けの裏技が発見された。2000年代以降に発売されている2Dゲームのみならず3Dゲームでも頻繁に発見されている。特に初期の3Dマリオシリーズではゲーム内だけでも至る所で壁抜け裏技の発見が報告されている。

基本的に壁にはそれ以上向こう側に移動できないようプログラムされているが、時にプレイヤーの操作によって壁にはまってしまうという場合を想定して、はまった壁から自動的に抜け出せるようプログラムされているものがある。しかし、壁の構造によってはそのプログラムが時として原因となり、壁の向こう側の未知の空間に送り出されてしまうことがあり、バグを利用するつもりがそのままバグが原因でフリーズし最悪ゲームの進行データが消えてしまうケースが多いため、壁抜けには十分注意、むしろ無理に壁抜けすることを避けるべきである。

壁抜けを行うことによって、そのゲームにどのような影響が起きるかはゲームによって様々であるが、稀に思わぬ発見をすることがある。例としてドット絵やテキストが連続して配列されたデータなどがある。壁の向こう側は通常ゲームの仕様では画面に表示されることがないため、何かしらのデータの一部が残っている可能性があり、これを発見するため壁抜けの裏技が一時的に流行した。また、中には壁抜けさせて隠しルートや隠し部屋を見つけることを前提として作られたゲームも一部存在する。

レースゲーム、例としてマリオカートシリーズでは、コース上に壁として設置されている障害物などを、特殊な方法で壁抜けしてコースのルートをショートカットするという裏技が相次いで発見され、壁抜けショートカットが成功すれば大幅なコースタイムの短縮が可能なため利用する人が続出した。しかし、この壁抜けショートカットは成功する人と失敗する人とに大きく分かれやすく、失敗する人にとっては圧倒的に不利であるため、多くのプレイヤーの間で禁止するべきという声が上がるなど問題となった。

近年では、特定の形をしたブロックを、強制スクロールで迫ってくる壁(厳密にはブロックが自動的に移動している)に空けられた特定の形の穴に合うように通してすり抜けるという、壁抜けをしてステージをクリアしていくことを目的としたパズルゲーム『疾走すりぬけ アナトウス』(ニンテンドー3DSダウンロードソフト)や『3D Through Walls』(iPhoneアプリケーションソフト)などが登場している。

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