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不気味の谷

不気味の谷

不気味の谷

「不気味の谷(ぶきみのたに)」は、3Dグラフィックスで描写されたキャラクターがリアルになればなるほど、不気味に感じる現象。元々はロボット工学で提唱されたものであったが、CG技術が普及した映画業界にも使われ、90年代後半からゲーム業界でも議論されている問題である。

概要

不気味の谷は、3Dグラフィックスで描写されたキャラクターがリアルになればなるほど、不気味に感じる現象。近年、3Dグラフィックスのクオリティが劇的に向上しているゲーム業界においても問題視されている。

ゲームキャラクターをより人間らしく描写するとなると、汗や脂などといった生理現象や、それに伴う光の反射。皮膚の染みから呼吸などの動きも表現しなければならない。近年、モーションキャプチャーの導入や実際の俳優を起用し、3Dスキャンなどを行い、現実世界の人間を忠実に再現しているものの、どこか不自然なビジュアルとなっており、現在も不気味の谷現象は解決していない。

特に不気味の谷現象が目立つゲームジャンルは実在するスポーツ選手が登場するスポーツゲームである。キャラクターの動きや汗の描写、瞬きなど、遠くから見れば実写と変わらないものの、よく見るとキャラクターの視線がずれていたり、感情的なしぐさなどが無いため、現実の人物と比較し、不自然であると感じ、嫌悪感を抱いてしまう。この嫌悪感は心理現象の一種で、猿などの猿人類にも見られる。また、ゲーマーの間では、3Dグラフィックスで描写されているゲームに対して「リアリティがない」というニュアンスで 使われる事が多く、特にスクウェア・エニックスのロール・プレイング・ゲーム(RPG)『ファイナルファンタジー XIII(FINAL FANTASY XIII)』では、現実にはいない8頭身の美形キャラクターが多く登場するため、「マネキンのように不気味」と評するユーザーも少なくない。ゲームシステムの都合により、どうしてもゲームキャラクターが不自然な行動になってしまう事もある。

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