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ローカライズ

ローカライズ

ローカライズ(Localize)とは、ある国で作られたゲームを別の国で販売する際、その国の言語や法令に修正・改訂すること。

概要

ある国で制作されたゲームを、他の国や地域で販売する際、その国や地域の言語に合わせて翻訳し、機能の追加や変更を行なうことをローカライズと呼ぶ。日本では、海外で制作されたゲームを日本語化し、日本の法令や慣習に合うように修正・改訂することを指す。同様に、日本で制作されたゲームを別の国の言語に翻訳し、修正・改訂して販売する場合もローカライズと呼ばれる。この際、日本で発売されたタイトルや、キャラクターの名称が変更される場合がある。

日本から海外へローカライズされたゲーム

日本で制作されたゲームが海外向けにローカライズされる際、ゲームバランスが調整されたり、新要素が追加されることがある。日本で1989年にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用ソフト『悪魔城伝説』は、北米版が1990年に、欧州版が1992年に『Castlevania III: Dracula's Curse』というタイトルでローカライズされた。この際、敵から受けるダメージが大幅に増加、メデューサボールという敵の動きがランダム化するなど、日本版からいくつか仕様が変更されて、ゲームの難易度が非常に高くなっている。

また、日本ではナンバリングタイトルとして販売されたゲームが、海外へローカライズされる際に、ナンバリングをずらして販売することがある。『ファイナルファンタジーシリーズ』は、1作目の『ファイナルファンタジー』は北米版としてローカライズされたが、『ファイナルファンタジーII』『ファイナルファンタジーIII』はローカライズされなかった。

そのため、次に北米版としてローカライズされた日本版での『ファイナルファンタジーIV』は、北米版では『FINAL FANTASY II』として販売され、続く『ファイナルファンタジーVI』も『Final Fantasy III』として販売された。その後、PlayStation用ソフトとして発売された『ファイナルファンタジーVII』が、北米版、欧州版にローカライズされた際に、日本版と同様のナンバリングである『Final Fantasy VII』として販売され、ナンバリングが揃えられた。

ローカライズの問題点

ゲームシステムの変更

ローカライズでは言語だけではなく、ゲームシステムに修正・改訂が加えられることがある。この場合、元々可能だった行為やミッションが削除されてしまうこともあり、ゲーム内容を大きく変化させる問題が起こってしまう場合がある。

『Just Cause 2』(ジャストコーズ2)が日本向けにローカライズされたケースでは、民間人への攻撃が不可能になり、勢力ゲリラも削除された。また、海外版では受けることの出来た一部のミッションも、日本語版では受けることが出来なくなっている。

誤訳の問題

ローカライズされたゲームを、その国の言語に翻訳する際、元の意味とは異なった意味で翻訳されてしまう場合がある。

『Call of Duty: Modern Warfare 2』(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2)の日本語版では、プレイヤーがロシア人のテロリストグループとして参加する空港襲撃ミッションの冒頭で、テロリストのボスであるマカロフが「Remember - no Russian.」と発言する。本来では自分たちのグループの正体を隠すために「忘れるな、ロシア語は使うな」という意味で言われた台詞なのだが、日本語版では「殺せ、ロシア人だ」と誤訳されてしまった。同ゲームの日本語版では自主規制により、言葉に従って発砲をしてしまうとゲームオーバーになってしまう。なお、このミッションはプレイをせずにスキップすることが可能である。

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