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ドリームチーム

ドリームチーム

ドリームチームは、任天堂NINTENDO 64の導入に際して、少数精鋭を謳い集めたパートナー企業のことを指す。一般的なライセンス契約とは異なる形態が取られた模様。

概要

任天堂はNINTENDO 64の導入に当たっては、サードパーティに広く門戸を開くのではなく、有力な少数精鋭からなるドリームチーム(夢のチーム)を作ると主張した。しかし一方で、プレイステーションセガサターンといったプラットフォームがNINTENDO 64に先駆けて発売され人気を集め、ラインナップ集めに苦労した任天堂の苦し紛れとも指摘される。

ドリームチームは主に海外のパブリッシャー/デベロッパーを指すもので、日本国内のメーカーを指すことは無かった。

歴史

1994年3月に任天堂はNINTENDO 64(当時はProject Realityと呼ばれた)のソフトウェアパートナーとしてレアウィリアムズと契約。レアはNINTENDO 64の技術を用いたアーケードゲーム『Killer Instinct』の開発を、ウィリアムズは傘下のミッドウェイブランドで『Cruis'n USA』を供給するとした。

その後、5月にはDMA Designと契約を結び、『Body Harvest』の開発がスタートすることになった。

12月にはタイムワーナーと契約し、ウェイン・グレツキーが監修する3Dホッケーゲームの開発が始まった。

また、Paradigm Entertainmentとも契約し、宮本茂氏の下で『パイロットウィングス64』の開発に当たった。

1995年2月にはAngel Studiosと契約し、「MTV Video Music Award」のビジュアルエフェクト部門も受賞した、同社が持つ高度なコンピューターグラフィック技術とゲームを組み合わせた作品の制作を行うと発表[1]。また、GameTekとは『ロボテック』の最新作で契約[2]。

また、任天堂は開発が困難と言われた64ビット機の負荷を軽減するため、開発環境を提供するMultiGen[3]やSoftware Creations[4]とも契約し、ドリームチームの一員とした。

主なドリームチーム

その後

NINTENDO 64全般に見られたことだが、ドリームチームにおいてもゲーム開発に苦戦する例が見られ、『パイロットウィングス64』を除いてはプラットフォームに大きく貢献するタイトルは無かった。

しかしながら、まだ実績の薄かったレアはその後、任天堂を支えるセカンドパーティとなったほか、DMA Designは後に超大ヒット作『グランド・セフト・オート』シリーズを生み出すことになる(現在のRockstar North)。さらにAngel Studiosも後に『レッド・デッド・リデンプション』を生み出す『Rockstar SanDiego』となる。優良なデベロッパーを発掘するという意味では価値がある取り組みと言えるかもしれない。

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外部リンク

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