
ジンガ
ジンガ(Zynga Inc.)は米国のソーシャルゲーム大手企業。NASDAQ上場。
概要
「Connecting the world through games.」(ゲームで世界を繋げる)をミッションに掲げ、マーク・ピンカス(Mark Pincus)氏によって2007年に創業。ピンカス氏はジンガ以前にもFreeloader、Tribe Networks、Support.comといった企業を設立してきた連続起業家。
翌2008年にオープン化したFacebook向けのソーシャルゲームの開発を行い、2009年にリリースした『FarmVille』は1億人以上のアクティブユーザーを抱えるゲームに成長。同社では人材獲得や多数の買収を通じて開発体制を強化、『Mafia Wars』『Zynga Poker』『FrontierVille』『CityVille』『TreasureVille』などのソーシャルゲームを次々とリリースしていった。また、『Word with Friends』を開発したNewtoy(Zynga with Friendsと改称)、『Draw Something』を開発したOMGPOPなどの買収も進めた。
2011年には米NASDAQ市場に上場。
上場資金をもって更なる拡大を目指すものの、既存ゲームのシュリンク、続編タイトルの失敗などで経営不振に陥っている。2012年後半には10タイトル以上のタイトルを閉鎖。Facebookのソーシャルゲームから、スマートフォン向けのゲームへのシフトで復活を目指している。