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ジョン・ロメロ

ジョン・ロメロ

ジョン・ロメロ

『ジョン・ロメロ(John Romero)』は、アメリカのゲームデザイナー。『Wolfenstein 3D』『DOOM』や『Quake』などの作品の開発に携わったことで知られている。

来歴

1967年生まれ。幼少の頃よりゲームが好きで、やがてゲームプログラミングにも興味をもつようになりCapitol Ideas Softwareという自身のゲーム開発スタジオを設立。1984年に制作したゲーム『Scout Search』をInsider誌に売り込む。1987年にゲーム開発スタジオOrigin Systemsに入社。いくつかの作品の制作に関わるが、8ヶ月後に退社する。その後、Inside Out SoftwareIdeas from the Deepを設立するが、長く続くことはなかった。1989年、ロメロはSoftdiskに入社。翌年にゲーム開発部門を与えられる。この際、後にid Softwareを共同設立することになるジョン・カーマックトム・ホールといった人材を勧誘した。ロメロはカーマック、ホールらと協力しながら、Softdiskで作品を開発しつつ本来の業務とは異なる独自の作品『Commander Keen』の開発を続け、1990年にシェアウェアとしてリリース。しかしこのことがSoftdiskとの摩擦を生じ、ロメロは1991年にSoftdiskを退社した。

id Software設立

Softdisk退社後、ロメロはカーマックなどSoftdisk時代のスタッフを誘いid Softwareを設立する。そして、1992年に処女作となる作品『Wolfenstein 3D』を発売した。本作はFPSというジャンルを確立したと言われる作品で、追加エピソードも開発されるなど大ヒット作となった。id Softwareはその勢いのまま、次作『DOOM』を開発。1993年に発売される。『Wolfenstein 3D』と同じFPSながらも、格段に進化したグラフィックやゲーム性に注目が集まり『Wolfenstein 3D』を超えるヒット作となる。続いてロメロは『Quake』の開発を開始する。しかし、本作の開発は難航し、その間に開発スタッフとの確執が生じてしまう。『Quake』は1996年に発売されることになったが、ロメロと開発スタッフとの溝は埋まらず、ロメロはid Softwareを退社した。

Ion Storm設立

id Software退社後、ロメロはすでにid Softwareを退社していたトム・ホールやウォーレン・スペクターらと共にゲーム開発スタジオIon Stormを設立。1997年に1作目となる『大刀』の開発を開始する。しかし開発は難航。さらには途中開発スタッフが去ってしまうなどのトラブルがあり、『大刀』は当初予定されていた発売時期1997年から3年もずれる2000年にようやく発売となった。しかし発売後も各種レビューサイトや雑誌で酷評を受け、返品騒ぎが起きるなどゲーム史における歴史的な失敗作となってしまった。これを受け、ロメロはIon Stormを閉鎖した。その後ロメロは2001年7月にMonkeystone Gamesを設立。モバイルゲームを中心に開発を行っていくが、2005年に同社は閉鎖。これ以後ロメロはメディアへの露出は少なくなっていったが、現在でもソーシャルゲーム、モバイルゲームの制作を中心に活動を続けている。

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